浴衣

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これも「日本文化」ですね。“浴衣(ゆかた)”を着て、「七夕の季節」に合わせて、授業を受けるなんて、素敵ですね。岡山県の「美作大学(みまさか)」の津山校の学生のみなさんです。学生会が、こんなアイデアを出し、学校が、それを認めるという「学風」が好いですね。男子は、“甚平(じんべい)”を着ています。

学校の卒業式に、母に着せてもらって、弟の絣(かすり)の着物に、父の袴(はかま)を履き、高下駄で、式に出ました。母が同伴してくれたのです。高等教育を、息子たちに受けさせてくれた母は、向学心があったのですが、それを受ける機会が与えられませんでした。そんな母でしたが、三男の私の卒業式に出て、喜んでくれました。

母が、白絣の着物を作ってくれたのですが、事務所に置いてたのを、捨てられてしまいました。何時か、買い直して、下駄をつっけながら、夏の夕べを散策でもしてみたいものです。父の「大島絣」が、兄の家に残っています。そんな古い物を着たがる「古い奴」なのでしょう。娘の買ってくれた、“甚平”があって、時々着ています。ただ、これで外出する勇気はまだ出てまいりません。

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